樹木の治療  ~樹木よ、よみがえれ!!~

以下は、以前当社が施した樹齢80年になる吉野桜の病気治療のレポートです。

今回治療することとなった樹木は樹齢およそ80年、高さ20m、太さ3m、総重量約3tの吉野桜で、ここ数年枝の衰弱が目立ち、花芽もつかなくなっていました。お客様よりご依頼をいただき診断の結果、ベッコウ菌に侵されていることが判明しました。ベッコウ菌とは、生立木の根株を侵す材質腐朽病であり、このままではこの樹木はかなりの確率で枯れることが判りました。そこで我々は、なんとかこの桜を救いたいというお客様の気持ちに応えるべく、以下のような施工を行いました。

お客様の樹木に対する愛情の下、治療の甲斐もあり、この桜は数年後にきれいな花を咲かせました。そして、今度は、その立派な花が鑑賞する人々の心をいやしてくれています。